インスタグラム運用をする際は、インサイトでリーチ数・インプレッション数などのデータを集めることが大切です。しかし、さまざまなことが原因で、一時的にインサイトが見られなくなるケースがあります。
インサイトが見られないときは、原因を把握した上で対処することが大切です。
この記事では、インスタグラムのインサイトが見られないときの原因・対処法、インサイトが見られない原因を防ぐコツを紹介します。
インスタグラムのインサイトが見られないときの原因7つ|簡単にできる対処法も

インスタグラムのインサイトが見られない原因は、一つではありません。アカウントの利用状況・周囲の環境など、さまざまな要因によってインサイトが見られなくなります。
インサイトが見られないときは、原因を一つひとつ解決することが重要です。インサイトが見られないときの主な原因は、下記の7つが挙げられます。
- 端末・アプリに問題がある
- 電波が悪くインサイトに接続できない
- 運用ツール・アプリと連携している
- プライベートアカウントを利用している
- PCでインスタグラムを利用している
- フォロワーが100人に達していない
- アカウントもしくは投稿がシャドウバンされている
ここからは、インサイトが見られない7つの原因を詳しく紹介します。
端末・アプリに問題がある
端末・アプリに問題がある場合は、インサイトが見られなくなる可能性があります。
例えば、数年以上前に発売された端末を利用している・アプリのバージョンが古い状態のままになっていると、インサイトが正常に表示されなくなるかもしれません。
他にも、端末に不具合が起こっている・アプリにバグが生じているなどの場合も、インサイトが見られなくなる原因の一つです。
インスタグラムをはじめ、さまざまなアプリはアップデートを繰り返すと、古い端末を対応機種から外すことが一般的です。
端末が古いことが原因でインサイトが閲覧できないと考えられるときは、スマートフォンなどを最新機種に買い換えることをおすすめします。
電波が悪くインサイトに接続できていない
インスタグラムのインサイトは、アプリに内蔵されているツールのため、電波が悪いと接続できなくなります。
電波が悪くて接続できないときは、モバイル通信からWi-Fiに変えてみたり、Wi-Fiの周波数を2.4GHz帯から5GHz帯に切り替えたりするなど、通信環境を整えることが大切です。
電波は時間帯によってつながりにくくなるケースもあります。例えば、7時〜9時の通勤時間・12時〜13時の昼休憩時間・19時〜23時のリラックス時間などは、通信が混み合う傾向です。
通信が混み合う時間帯を避けてインサイトに接続すると、見れない原因が解消されることも少なくありません。
運用ツール・アプリと連携している
インスタグラムと外部の運用ツール・アプリを連携しているときも、インサイトが見られなくなる原因につながります。
外部の運用ツール・アプリを連携すると、不具合が起こりやすくなるという報告が多くあります。
外部の運用ツール・アプリと連携してデータを集めることは問題ありませんが、インサイトが見られないときは、一時的に連携を解除することをおすすめします。
プライベートアカウントを利用している
インサイトはプロアカウントのみに実装されている機能のため、プライベートアカウントでは利用できません。
現在プライベートアカウントでインスタグラム運用をしている方は、プロアカウントへ切り替えると、インサイトを見られるようになります。
プロアカウントに変更したい場合は、マイページの「設定」にある「アカウント」の「プロアカウントに切り替える」から変更しましょう。
プロアカウントに切り替えても、インスタグラムは無料で利用できます。
PCでインスタグラムを利用している
PCでは、インスタグラムのインサイトが表示されない仕様になっています。スマートフォン版のプロフィールページとPC版のプロフィールページでは、次のような違いが見られます。

画像のように、PC版のプロフィールページには「インサイト」というボタンが表示されません。
ただし、2021年ごろからは、投稿・ストーリーズのインサイトのみPCでも見られるようになっています。なお、他のコンテンツ・アカウント全体のインサイトはPCでチェックできないことを知っておいてください。
フォロワー数が100人に達していない
フォロワー数が100人未満の場合、インサイトは表示されても、フォロワーの属性・増減などのオーディエンスは見られません。
オーディエンスのデータは、フォロワー数が100人以上になると利用できる機能です。フォロワー数が100人未満のアカウントの場合、インサイトを利用して細かなデータを集めることは困難になります。
インサイトのオーディエンス機能を利用したい場合は、フォロワー数を100人以上にすることから目指しましょう。
インスタグラム運用で迷っている方は、PDCAのまわし方を理解し、基本的なアカウントの伸ばし方を勉強することがおすすめです。
下記の記事では、インスタグラムにおけるPDCAのまわし方を例題とあわせて紹介しているため、インスタグラム運用の基礎を押さえたい方はチェックしておいてください。
アカウントもしくは投稿がシャドウバンされている
インサイトに接続できても、データが著しく悪くなっているときは、アカウントもしくは投稿がシャドウバンされていることが疑われます。
シャドウバンになると、各種検索で自社のアカウント・コンテンツが表示されなくなります。そのため、インサイトを見られたとしても正確なデータを得られなくなるでしょう。
シャドウバンが疑われる場合は、オリジナルに作ったハッシュタグを利用して新規投稿してみましょう。その後、自社以外のアカウントからオリジナルに作ったハッシュタグを検索し、投稿が表示されればシャドウバンされている可能性は低いと言えます。
一方で、ハッシュタグ検索をしてもオリジナルのハッシュタグを含めた投稿が表示されない場合は、自社アカウントがシャドウバンされていると判断できます。
シャドウバンの可能性が高い場合は、自社アカウントを2〜5日ほど放置すると、シャドウバンが解除されるかもしれません。あくまでも「解除される可能性がある」というだけのため、絶対にシャドウバンが解除されるとは言い切れないことを知っておいてください。
インスタグラムでインサイトが見られない原因を防ぐ方法2つ

インスタグラムでインサイトが見られなくなることは、システムの都合上、稀に存在します。しかし、対策を講じることで、システム障害以外でインサイトが見られなくなる原因を限りなくゼロにできるでしょう。
ここからは、簡単にできるインサイトが見られなくなる原因を防ぐ方法を2つ紹介します。
アプリを定期的にアップデートする
アプリを定期的にアップデートすると、インサイトが見られないトラブルを防げる可能性が高くなります。
アプリを定期的にアップデートすると、バグが起こりにくくなるため、インサイトが表示されなくなる原因を防げると考えられます。
一方で、アップデートをしない状態では、不具合が残ったインスタグラムを使い続けることになり、「インサイトが見られない」など何かしらのトラブルを招きやすくなるでしょう。
利用規約に準じてインスタグラム運用をする
インサイトが見られない原因を防ぐ方法として、利用規約に準じてインスタグラム運用をすることも大切です。
利用規約に違反すると、シャドウバンの被害に遭う以外に、アカウント凍結になるリスクがあります。
インスタグラム運用をする際は、下記の項目で規約違反になるケースが多いため、注意してください。
- 不特定多数のユーザーを一気にフォローする
- 自動ツールを利用して作為的に「いいね」「フォロワー」を増やす
- アダルトな内容のコンテンツを発信する
一気にユーザーをフォローする・自動でいいねなどのアクション数を稼ぐなどの行為は、インスタグラム上で禁止されています。
アダルトな内容のコンテンツは、アカウントによっては水着姿の写真でもシャドウバンになるケースが見られます。特に、美容・エステ関連などで露出度の高い写真は投稿しないほうがよいでしょう。
シャドウバンやアカウント凍結の被害に遭いたくない方は、インスタグラムヘルプセンターに掲載されている「利用規約」を読んでおくことがおすすめです。
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まとめ
インスタグラムのインサイトが見られないときは、端末やアプリに問題がある・シャドウバンされているなど、さまざまな原因が考えられます。まずは、何が原因でインサイトが見られないのかを把握しましょう。
インサイトが見られないことを防ぐには、正しい方法でインスタグラム運用に取り組むことが大切です。
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